未確認飛行物体の科学的研究(コンドン報告)第3巻
>第6部第2章 知覚,発想,報告の過程   ウィリアム・K.ハートマン


1.序

 前章では一連の物理的,生理的,心理的事象を概説し,現象の知覚は,すでにもっている概念と結びついたものだと述べた.本章では,これがどのように進行し,どのような概念に基づき,時には飛躍した解釈が行われて,報告になるのかを概説する.
 誤解や誤報は一般的なものであり,UFO現象全体,あるいは少なくとも識別不能事例として残されたものは,この過程(に加え,手の込んだいたずら)が関係している,という主張が信頼できるだろうか,というのがここで考察する根本的問題である.
 これが未確認物体の原因であるとは証明できないが,実際にデータを見る限りこの主張は信頼できる.



未確認飛行物体の科学的研究(コンドン報告)第3巻 の目次に戻る



SSPCのUFO書籍・資料
「レーダー捕捉UFO事例の研究」 「未確認飛行物体に関する報告」 「コンドン報告第1巻」
「ブルーブックケースファイル」 「米下院UFOシンポジウム」 「コンドン報告第3巻」
「全米UFO論争史」 「ヨーロッパのUFO」


メルマガ「UFO研究WEBマガジン」
テーマはUFOの学術的研究.毎号,海外の優れた研究をご紹介.


販売書籍資料室書評リンク

UFO書籍のSSPC TOPへ