レーダー捕捉UFO事例の研究


実用化以前に存在した高度電子技術が意味するもの


レーダー捕捉UFO事例の研究──実用化以前に存在した高度電子技術が意味するもの,
桑原恭男・玉置紀夫・百田克也共著 開成出版 2000年
桑原恭男・玉置紀夫・百田克也共著
開成出版 2000年 ISBN:4-87603-237-8
176ページ B5上製 本体価格 \15,000

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 内容紹介

UFOを迎撃したウォータービーチ空軍基地のベノムNF2a戦闘機

UFOを迎撃したウォータービーチ空軍基地のベノムNF2a戦闘機

 レーダーが異常な目標を捕捉することは、レーダー誕生当時から知られていた。その後研究が進み、その原因の大部分が特定されている(鳥や昆虫、晴天乱流からの反射、大気の屈折率異常による地上目標の捕捉、レーダー同士の干渉等)。
 しかし、そのような既知の現象では説明不可能な異常なレーダー目標の観測例が、多数存在する。本書で取り上げている、レイクンヒース事件、ワシントン事件はその代表例である。
 地上および航空機搭載の複数のレーダーが、異常目標の超高速機動、急停止や急加速、直角ターンなどを表示し、しかも衝撃波を伴わず、同時に地上および航空機から肉眼で観測されたこれらのケースは、UFOの地球外仮説を強力に支持する証拠として、多くのUFO研究家がこれまで何度も取り上げてきた。
 それに対して、懐疑主義者であるフィリップ・クラスやドナルド・メンゼルなどが、これらの事件を既知現象で説明し、地球外仮説を持ち出すことを批判している。彼らの説明によれば、肉眼で観測された異常な光体は、流星や星の誤認、レーダーで観測された異常な目標は、大気の屈折率異常による地上目標の捕捉、もしくはレーダーの故障、というものであった。
 本書では、彼らの主張の一つ一つを丹念に検証し、その誤りを指摘している。例えば、ワシントン事件では、事件の発生時、気温逆転層が発生していたという理由で、彼らは異常目標の原因がレーダー波の異常伝播によるものと述べている。しかし、本書では、ラジオゾンデの観測記録から、その年の夏には逆転層はほぼ毎日発生しており、しかも事件の日の逆転の大きさは、他の日と比較して、特に大きいものではなかったことが示されている。
 懐疑主義者の反論をすべて退けた上で、それらの物体を説明するものとして、本書では、ステルス技術とECM欺瞞技術を兼ね備えた飛行物体であったという仮説が提示されている。つまり、ステルス技術によりUFO本体をレーダー上に表示させず、ECM欺瞞により偽のUFO目標をレーダースコープ上の任意の位置に表示させているとすれば、超音速機動、直角ターン、180度ターン、急停止、急加速など、一般に報告されているUFOの特異な機動はすべて説明できることが示されている。そして事件当時、ステルス技術もECM欺瞞技術も実用化されていなかったことから、その技術の起源として、地球外の存在、すなわち、地球外仮説が主張されている。
UFOを捕捉しベノム戦闘機の誘導に使用されたニーティスヘッドCGIのAMES Type 7 レーダー

UFOの捕捉及びベノム戦闘機の誘導に使用されたニーティスヘッドCGIのAMES Type 7 レーダー

 第3部の考察では、地球外知性体が、ECM欺瞞以外にも、地球人がある技術を実用化する少し前に、その技術をひけらかすような行動をとっている例を紹介している(予言的ものまね)。
そして、そのような彼らの行動およびその行動に必要な情報の入手状況から、彼らの目的まで類推している。
 また、附録が充実しており、レイクンヒース事件において、ベノム戦闘機をスクランブル発進させたレーダーサイトの戦闘機管制官の証言、ワシントン事件に関するブルーブックファイル、レーダー捕捉UFO事例を異常伝播説ですませてしまう状況を作り出したCAAのボーデン・ビッカース論文、事件現場付近の空軍基地、レーダーサイトの状況など、貴重な資料が多数含まれている。
 20世紀が終わる直前になって、フランスやアメリカで、非常に重要なUFOの研究報告が登場した(Cometa Reportブラッド・スパークスによるRB−47事件の分析)。本書は、それらに続いて登場した、画期的な研究書である。科学史上でも、科学革命の前夜には、同種の革新的研究が、ほぼ同時期に、複数の研究者により独立に行われる場合がよく見られる。これらの研究の登場は、21世紀のUFO研究の飛躍的前進を予感させるものである。

 

 

 図表一覧

図1 ベントウォーターズ基地で観測された未確認エコー1
図2 ベントウォーターズ基地で観測された未確認エコー2
図3 レイクンヒース基地で観測された未確認エコーと戦闘機の機動
図4 異常伝播条件下での偽の移動目標       
図5 パルス繰り返し周波数と第2掃引エコー  
図6 UFO活動域付近の英早期警戒および迎撃管制レーダー基地の配置
図7 MTIの原理               
図8 MTIパルスレーダー系統図         
図9 レイクンヒース事件当時の夜間戦闘機の配備状況
図10 ベノム戦闘機とその背後のUFO
図11 ECMにおける欺瞞        
図12 第3目標のレーダー欺瞞  
図13 アンテナの放射パターンの一例    
図14 ECMにおける方位欺瞞       
図15 複数の偽像を作り出す方法    
図16 大きな偽像を作り出す方法 
図17 レイクンヒース東17マイルでのUFOの直角ターン 
図18 円運動する物体              
図19 実目標が等速で直角ターンした場合のレーダー捕捉
図20 移動開始から停止まで等速運動した場合のレーダー捕捉
図21 2目標の位置関係によりレーダー上で分離されない例
図22 ワシントンナショナル空港でのレーダー観測1 
図23 ワシントンナショナル空港でのレーダー観測2 
図24 ワシントンナショナル空港でのレーダー観測3  
図25 ワシントンナショナル空港でのレーダー観測4  
図26 B−29乗員による光体観測       
図27 ラジオゾンデ観測に基づく気温逆転の高度1  
図28 ラジオゾンデ観測に基づく気温逆転の高度2  
図29 ラジオゾンデ観測に基づく気温逆転の大きさ1 
図30 ラジオゾンデ観測に基づく気温逆転の大きさ2 
図31 1952年6〜8月各日の最大屈折率勾配  
図32 上空の風と目標データの比較         
図33 表12のM曲線           
図34 表13のM曲線           

 

表1 レイクンヒース事件当夜の天体の位置  
表2 観測されたレーダーエコーに対する2つの仮説の適応度
表3 ワシントン事件での肉眼観測報告一覧  
表4 ワシントン事件当夜の天体の位置
表5 気温減率+50℃/km以上の観測と異常目標の関係
表6 異常目標観測(肉眼,レーダー)と気温減率のクロス集計
表7 異常目標観測(レーダー)と気温減率のクロス集計
表8 6〜8月の屈折率勾配 
表9 異常目標観測(肉眼,レーダー)とΔNのクロス集計
表10 異常目標観測(レーダー)とΔNのクロス集計
表11 ラジオゾンデ観測時刻前後1時間の観測データ
表12 ラジオゾンデ観測値と屈折率に関する値1 
表13 ラジオゾンデ観測値と屈折率に関する値2
表14 速度または移動方向がわかっている目標に対応する上空の風の高度
表15 レイクンヒース事件でのレーダーUFOの観測状況

 

 

 目 次

第1部 レイクンヒース事件

 

1.レイクンヒース事件の概要          
 1 レイクンヒース管制官からの手紙  
 2 レイクンヒース事件の再構成  
   ベントウォーターズ基地でのレーダー観測
   その他のベントウォーターズでの観測
   レイクンヒースでもUFOを観測 
   MTIが静止目標を捕捉 
   レイクンヒースでの肉眼による観測  
   戦闘機がスクランブル発進 

 

2.既知現象による説明           
 1 レイクンヒース管制官の手紙の信頼性    
 2 肉眼での観測の信頼度        
   (1)管制塔,C−47のから目撃された光体は流星
   (2)管制塔から目撃された光の正体は火星 
 3 レーダー捕捉目標の異常な挙動  
   (1)何も発見できなかったT−33Aの調査 
   (2)ベントウォーターズ第2目標は異常伝播が原因 
   (3)別の基地レーダーからの目標捕捉報告なし
   (4)MTI作動中の静止目標捕捉は故障が原因 
   (5)誘導されたベノム2番機は目標捕捉に失敗
   (6)否定的なレーダー専門家の証言
 4 航空機からのレーダーと肉眼による観測
   (1)航空機レーダーも逆転層で地上の目標を捕捉
   (2)戦闘機追跡エコーの正体は戦闘機経由の反射 
   (3)レーダー操作員不在のベノム戦闘機
   (4)あり得ない地上からのUFO旋回過程の捕捉 
   (5)パイロットが見た戦闘機背後の光の正体は天体 
5 関係者の評価               
   (1)ブルーブック報告に記載のない管制官の報告書
   (2)イギリスレーダー協会も無関心

 

3.懐疑主義者の主張の問題点
 1 管制官の手紙の信頼性 
 2 肉眼での観測の信頼性 
 3 MTIの故障と異常伝播説  
   (1)第2目標以外は異常伝播で説明不可 
   (2)複数のレーダーが目標捕捉 
   (3)MTIは故障していない  
   (4)ベノム2番機は最終位置まで誘導されていない
   (5)不正確な専門家の証言の引用   
 4 航空機からの観測              
   (1)逆転層がAIレーダーに影響した証拠はない 
   (2)戦闘機経由の反射では問題のエコーを再現不能
   (3)ベノムにはレーダー操作員が搭乗していた 
   (4)UFO旋回過程を捕捉したのはGCA?
   (5)戦闘機背後の光の正体は天体でなない
 5 関係者のこの事件についての対応 
 6 説明すべき課題は何か               

 

4.UFOに使用されている高度技術
 1 衝撃波を伴わない超音速UFO
 2 UFOはレーダーに映らない
 3 ステルス,ECM技術とは何か 
   ステルス技術──レーダー探知を逃れる技術
   ECM技術──レーダーに偽目標を作り出す技術 
 4 レイクンヒース事件をECMで説明する 
   ベントウォーターズの第1・第3目標の正体 
   ベントウォーターズ第2目標の正体
   レイクンヒースのUFOもECMで説明可能
   戦闘機の背後のUFO   
 5 地球製秘密兵器説の可能性   
   ECM欺瞞およびステルス技術の登場  
 6 実目標捕捉説の検討 
   直角ターンの観測     
   急加速急減速の観測  
   距離の異なる2個所のレーダーでの近接目標捕捉

 

 

第2部 ワシントン事件

 

5.ワシントン事件の概要
 1 ルッペルトの手記 
 2 ワシントン事件の再構成  
   19〜20日ワシントンナショナル空港他の観測 
   19〜20日アンドリュース空軍基地での観測
   26〜27日のワシントンD.C.近郊での観測 
   26〜27日時刻不明の記述   

 

6.懐疑主義者によるワシントン事件分析
 1 メンゼルらの分析      
 2 クラスの分析           
 3 懐疑主義者の分析の問題点   
 4 肉眼捕捉目標の分析       

 

7.CAA報告書の分析
 1 CAA報告書の内容        
   ボーデン−ビッカーズ論文要旨      
 2 逆転層と異常目標の観測の関連性    
   気温逆転と異常目標の関連 
   大気の屈折率と異常目標の関連
   気温逆転の高度と仮想反射体の高度の関係
 3 ボーデン理論のワシントン事件への適用
 4 最近のボーデン論文の評価  
   カーティス・ピーブルズ──Watch the Skies !
 5 ボーデン理論とECM欺瞞説の比較 


 

第3部 考  察

 

ワシントン事件の舞台となったアンドリュース空軍基地所属のF-94B戦闘機

ワシントン事件の舞台となったアンドリュース空軍基地所属のF-94B戦闘機

8 地球外知性体の目的の考察
 1 地球外知性体の軍事偵察活動 
   エリントとコミント          
   レイクンヒース,ワシントンの選択  
   2基地間の連係の調査  
 2 知能テストの実施   
   故意に証拠を残す理由  
   さらに高度な“問題”の存在     
 3 軍事力の誇示と威嚇       
   威嚇および空戦性能の誇示   
   からかい        
   予言的ものまね     
 4 彼らの知識      
   協力者の存在      
 6 UFO研究のあるべき姿   
   今後の研究方針         
   安全保障問題としてのUFO   
   彼らの目的は何か?       


 

附  録

 

1 レイクンヒース基地からの電信報告  
2 レイクンヒース上空のUFO 
3 レイクンヒース事件に関するセイヤーの考察 
4 レイクンヒース事件に関するマクドナルドの分析
5 異常伝播          
6 レイクンヒース事件の時代背景   
7 ベノムNF2夜間戦闘機    
8 1950年代以前のレーダー捕捉UFO 
9 ワシントン事件に関する空軍報告   
10 ワシントン事件時の気象条件   
11 セイヤーによるワシントン事件の分析 
12 CAAボーデン−ビッカース論文
13 マクドナルドのワシントン事件分析 
14 UFO分析における大気物理学の誤用 
15 米防空レーダーネットワークの初期の開発状況
16 F−94A/B全天候戦闘機    
17 事件に関係した空軍基地・空港の概要 

 

参考文献一覧       

 

 

 参考文献

【UFO】


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岡田實「航空電子装置」〈改訂版〉(日刊工業新聞社)1967年.
電子通信学会編「電子情報ハンドブック」第1分冊(オーム社)1988年.
吉田孝監修「レーダー技術」(電子情報通信学会)1979年.
米澤弓雄「レーダ・ロラン」(海文堂)1973年.

 

 

【その他】


エゲリ・ジョルジ「謎の発光体球電」(丸善)1990年.
W.ブロード,N.ウェード「背信の科学者たち」(牧野賢治訳,化学同人)1988年.

 

 

 書評

◆簡単なUFOドキュメントしか知らない人にも
 UFO現象の真髄に触れる千載一遇のチャンスが訪れた

◆UFO研究における推薦研究書

◆世界UFO研究史上における記念碑的研究

◆地道な研究活動を通して入手した資料を「レーダー技術」の視点から再検証し
 論考した他に類例を見ない優れた研究書

 

 関連リンク

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レイクンヒース・レーダー肉眼捕捉UFO事例 1956.08.13-14(G.D.セイヤー)

UFOとレーダー(フィリップ・J.クラス)

レイクンヒース管制官からの手紙(フォレスト・D.パーキンス)

本書の中で見つかった間違いは正誤表で訂正させていただきます.

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