全米UFO論争史 >第10章 1973年 ── 過去からのこだま

1973年と1974年に,アラバマ州,アーカンソー州,カリフォルニア州,イリノイ州,インディアナ州,ケンタッキー州,ルイジアナ州,ミシシッピー州,ミズーリ州,ノースカロライナ州,オハイオ州,オクラホマ州,ペンシルバニア州,サウスカロライナ州,テネシー州,テキサス州,バージニア州,ウェストバージニア州を含む米国のほとんどの州で,何千もの人々が未確認飛行物体を目撃したと主張している.
 この目撃ウェーブの激しさは,1896〜97年,1947年,1952年,1957年,1965〜67年の目撃に比類し,米国史上最も大きなウェーブの一つになった.目撃報告は1970年からゆっくりと増えていき,1972年に一陣の報告の疾風があり,翌年の巨大なウェーブを先導するものとなった.

(後略)


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原書表紙
   序文
   謝辞
   用語について

   第1章 謎の飛行船 ─― 論争の序曲
   第2章 現代のUFO目撃始まる
   第3章 1952年のUFO目撃ウェーブ
   第4章 ロバートソン査問会
   第5章 コンタクティとUFOマニア
   第6章 1954〜1958年 ―─ NICAPの台頭
   第7章 議会公聴会開催を巡る争い
   第8章 1965年 ─― 論争の転機
   第9章 コンドン委員会とその余波
   第10章 1973年 ── 過去からのこだま

   空軍が受けた年間UFO報告数の変化
   日本語版あとがき
     ・閲覧可能となった米政府文書
     ・目撃報告の減少
     ・ロズウェル事件
     ・ネオコンタクティ
     ・UFO研究界
     ・陰謀論
     ・アブダクション
     ・次の段階
   註
   情報源について
   主要参考文献
   著者経歴
   索引


   本書で取り上げた書籍一覧


 



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