米下院UFOシンポジウム 下院議員と科学者による“国策としてのUFO研究”討論

スタントン・T.フリードマン



フリードマン

フリードマン.

Stanton T. Friedman (1968年当時の経歴)

1934年7月29日生まれ,ニュージャージー州エリザベス出身.
学士号 シカゴ大学,物理学(1955年)
修士号 シカゴ大学,物理学(1956年)

1966年〜
 ウェスティングハウス社宇宙原子力研究所(ピッツバーグ)NERVA核ロケットプログラムの特別研究員.主として放射線遮蔽実験および核計装に関わる.

1963-1966年
 ジェネラルモーターズ社アリソン部門(インディアナ州インディアナポリス)軍用小型原子炉プログラム(遮蔽の問題に関わる),磁気流体力学,淡水化,その他のプロジェクト.

1959-1963年
エアロジェット・ジェネラルニュークリオニクス社(サンフランシスコ近郊)宇宙空間および地球で使用する各種核システムの開発,宇宙空間での核融合推進における放射線遮蔽のコンサルタント.

1956-1959年
 ジェネラルエレクトリック社航空機用核動力部(シンシナティ)核動力機の放射線遮蔽に関する実験と分析.

 フリードマンは先端技術の分野ではかなりユニークな経歴を持っている.核動力機,宇宙空間および地上での原子力発電,核分裂ロケット,核融合ロケットなどの先端技術の開発すべてに積極的に関わってきた.
 米国物理学会,米国原子力学会,米国航空宇宙工学協会,空中現象調査機構,全米空中現象調査委員会所属.フリードマンはピッツバーグUFO研究所の理事会,米国原子力学会の遮蔽部門規格および計画委員会に参加している.
 フリードマンは,技術協会の会議に論文を提出し,分科会の議長を務めている.彼は多数の報告(機密のものも多い)を執筆,また放射線遮蔽に関する論文に劣らぬほど,多くのUFOに関する記事を執筆している.
 フリードマンは米国およびカナダの多数のテレビおよびラジオ番組に出演している.ジョー・パイン・ショー(ロスアンゼルス,ラジオ),ロング・ジョン・ネベル(ニューヨークシティ),デトロイトのJ.P.マッカーシー・ショー,ピッツバーグの四つのテレビ局,その他ローリー,アクロン,デトロイト,バルチモア,トロント,ウェイコー,フェニックス,カルガリー,アルバカーキなどのテレビ局である.
 フリードマンと妻,3人の子供は,ペンシルバニア州ピッツバーグ,サマーリアストリート702に住んでいる.


「米下院UFOシンポジウム」収録のフリードマンの論文



  ◆ フライングソーサーは実在する

  ◆ 公聴会用論文:UFOと科学
    1.あなたはUFOの正体を何だと考えていますか?
    2.地球外仮説を支持する根拠は何ですか?
    3.ほとんどの目撃は通常の現象であることが
      確認されているのではありませんか?
    4.良質の識別不能事例はあるのですか?
    5.“識別不能”とされた目撃の大部分は,データが十分であれば
      既知の物体であると識別されるはずのものが,データが不十分な
      ためにそのように判断されたのではありませんか?
    6.識別不能と既知の違いは何ですか?
    7.ほとんどの目撃は非常に時間が短く,1分以下ではないのですか?
    8.UFOはレーダーでは観測されていないというのは本当ですか?
    9.“識別不能”事例に関する情報はどこで入手できますか?
    10.なぜ地球規模のスミソニアン人工衛星追跡ネットワークのカメラが
      “識別不能”目標を捕捉しないのですか?
    11.宇宙監視レーダーはUFOを捕捉していますか?
    12.報告されているUFOの機動は物理の法則に反するのではないですか?
    13.宇宙飛行士は他の恒星に行くのは不可能であることを
      証明したのではありませんか?
    14.核分裂や核融合推進システムは実際に開発されているのですか?
    15.そういう技術は実現可能性があまりないのではありませんか?
    16.UFOは太陽系内からやってきている可能性はありますか?
    17.マリナー4号の画像は火星に生命が存在しないことを
      証明するものではありませんか?
    18.太陽系内の他の天体に我々が知っているタイプの生命は
      存在できないのではありませんか?
    19.もし訪問者が訪れているのなら,なぜ彼らは着陸しないのですか?
    20.科学雑誌や学会の態度は変わってきていますか?
    21.UFOと電磁的影響に関係がありますか?
    22.考えられる推進システムに電磁気と関係したものはありますか?
    23.電磁推進システムは実現していますか?
    24.電磁推進潜水艦はUFOと関連づけることはできますか?
    25.レンズ型の飛行装置は実用化できますか?
    26.あなたの講演の聴衆の中にUFOを目撃した人はいましたか?
    27.彼らは研究機関に報告しているのですか?
    28.報告を読む以外にUFOのデータを入手する方法はありますか?
    29.科学者が興味をもつ参考文献は他にどういうものがありますか?
    30.マルコウィッツ,メンゼル,クラスの研究を詳しく論じないようでは
      あなたのコメントには,バイアスがかかっていると思われるのでは?

  附録 1.フリードマンが講演を行った団体(一部).
  附録 2.円盤型航空機に関する米国特許
  附録 3.フライングソーサーは実在する


「米下院UFOシンポジウム」収録論文執筆者


ハイネックマクドナルドカール・セーガンホールハーダー
ベイカーウォーカーメンゼルスプリンクル
ヘンダーソンフリードマンシェパードソールズベリー


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