米下院UFOシンポジウム 下院議員と科学者による“国策としてのUFO研究”討論

ロジャー・N.シェパード博士



シェパード博士

シェパード博士.1995年にアメリカにおける科学最高峰の栄誉,米国科学賞受賞.邦訳に「視覚のトリック」(新曜社)がある.

Dr. Roger N. Shepard (1968年当時の経歴)

 ロジャー・N.シェパード博士は,スタンフォード大学心理学部教授である.以前彼はハーバード大学の教授で,ハーバード心理学研究所の所長を務めていた.それ以前の8年間はベル電話研究所の技術スタッフ,それから部長を務めた.
 1955年エール大学において実験心理学で博士号取得.人間の知覚,記憶,および大量のデータの中からパターンを読み取るコンピュータ解析に関する技術および科学論文を約30編執筆.彼は以前からUFO問題に関心をもっていたが,この論文が彼のUFOに関する最初の論文である.


「米下院UFOシンポジウム」収録のシェパード博士の論文



  ◆ 公聴会用論文:識別不能空中現象の科学的研究に利用できる心理学の技術
    概要
    UFO現象の予測不可能性がどの程度その科学研究の妨げになるか
    重要な意味をもつUFO現象の心理学的側面
    UFO事例を心理学的に三つのタイプに分けることが望ましい
    UFOが自然現象だとしても心理学の技術はその研究に寄与する
    短時間の出来事の描写で認識力を引き出す方法の方がはるかに優れている
    他の情報の影響を受けていない,
     事例の再現情報を集めたシステム確立が望ましい
    独立性を確保した,再現に必要な認識を導く刺激の使用
    テスト用確認セットでの実際のUFO写真の使用
    重要な証拠と言われているUFO写真の地位
    テストで使用する確認用セットの絵が実際の状況を
     適切に代表しているか評価する
    確認用セット設計でのコンピュータ使用と結果の分析


「米下院UFOシンポジウム」収録論文執筆者


ハイネックマクドナルドカール・セーガンホールハーダー
ベイカーウォーカーメンゼルスプリンクル
ヘンダーソンフリードマンシェパードソールズベリー


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